ハンドクリームの話

茶碗洗いにお湯を使うことが多くなる時期にきました。指先が乾燥しやすくなりますよね。洗濯物を畳んでいても、指に触れるところがカサカサします。ストッキングを履こうものなら、すぐ伝染させてしまいそうな勢いです。

これも暖かいお湯が自動的に出てくる、温水器のある有り難みの裏返しです。

子供の頃は、温水器はなくて、茶碗を洗うのにわざわざお湯を沸かして洗面器に入れてその中で洗った後、すすぎは普通のお水でしていました。

お湯は油汚れを簡単に落としてくれますし、手が冷たくなったら洗面器のお湯で温めてからまたすすいだりしていました。

昔はお湯は貴重でしたね。母の話によると、銭湯には、バケツを持って行って帰りに銭湯のお湯を匿し持ち、家に帰って、炊事に使っていたそうです。お湯を運ぶのも重くて大変そうですが、自宅で沸かすのはもっと大変だったのでしょうね。

今は重くはありませんが、肌荒れが起こります。

あかぎれにならないように、寝る前には忘れないように、ハンドクリームを塗りましょう。

今日は雨でした

玄関の入り口の前のプランターと鉢の植えた、ガーデンシクラメンのところには、雨が降っても軒があるために、水があたりません。なので、雨降りにもかかわらず、じょうろでお水をやります。それでも更に寒くなると、霜が降りるので、シクラメンはちょっと厳しい環境かもしれません。いつもは、パンジーやジュリアンにするのですが、今年は、シクラメンが可愛いらしくてつい植えてしまいました。

庭の方では、アザレアが秋にも花を咲かせてくれています。ツツジによく似ていますが、花が大きくて豪華です。3株植えましたが1株は枯れてしまいました。ちょうど、赤と白の2株で紅白になって綺麗です。木も大きくなっています。

ほかにも、椿と金木犀山茶花があるのですが、あまり花を咲かせてくれません。日当たりが悪いせいかしらとも思うのですが、ちょっと寂しいです。

 

11月は七五三

我が家は3人娘です。1番末の娘が3歳のとき、3人娘それぞれに着物を着せたくて、姉二人に子供用の着物もあつらえました。子供用の着物って着物屋さんに行っても可愛らしいものがないようでしたが、用意してもらった着物を購入しました。末娘が3歳の時と7歳の時に3人とも着物を着せて写真を写して、リビングに飾って一人で眺めています。

その2回しか着ませんでしたが、まだ箪笥の中にしまって有ります。

いつか孫でも大きくなって着てくれたらいいなと思ってます。

着物って、着付けるのも大変だし、付属品もいるし、着てると苦しかったりしますが、やっぱり良いです。結婚式などでも、招待した方が着物を着てきてくれると、主催者としては最高の花むけと感じますものね。

私が育った、鉱山の町はなかなか春が来ませんが、4月にはやっと雪も溶け一気に暖かくなります。桜も水仙もチューリップもみんな一斉に咲き始めます。そんな4月下旬にお祭りがあリました。神社のある地区の通りには屋台がたくさん出て、誰もが着物を着ておめかしして集まります。私は大きくなるまで、どの土地でもそんなお祭りがあって、子供たちは毎年全員晴れ着の着物をつくるものだと思っていました。大人になって、そんなことはないと改めて知りました。

それもあって、贅沢とは思いましたが子供達にどうしても着物をつくりたかったのです。

 

紅葉が深まっています

我が家の近くの街路樹は、花水木と銀杏です。花水木が、赤くなって、散り始めてもまだ銀杏は黄色くなっていません。木の種類によってと、場所によって色づきが変わっていくんですよね。

4年前、京都の紅葉がみたくて娘と1泊旅行をしました。南禅寺から哲学の道を辿って平安神宮に戻って帰りました。タクシーの運転手さんによると京都の紅葉の赤さが、以前よりも温暖化のために茶色くなっているそうですが、充分楽しめました。京都の紅葉の木は、赤く色づく木を選んで植えているそうです。夏に父母を交えた総勢11人で京都旅行をした時に、南禅寺の周りが、もみじの木が多く紅葉したらどんなになるのかしらと思って出かけました。

赤く紅葉しているだけではなく、銀杏なのか黄色の紅葉の終わった葉が地面を覆っているところに、赤い紅葉が生えて美しかったです。

花が咲いている所や紅葉を見にいく時は、お天気に左右されますし、人も多いですが、運がいいといつまでも心に残って素敵です。

 

 

土曜日は日曜日の前の日

今日は土曜日。日曜日の前の日。

明日は何をしようか、ワクワクする日です。

夏休みがはじまる前の日。飛行機のチェックインを待つ、空港での待合時間。大学時代、帰省する電車の中で、帰ったあと何かが始まりそうに感じたこと。

特別な日の前の日が1番楽しいものですね。

未来に希望が見えることが、楽しみに待てることが、一番の幸せな事なのかもしれません。

もやしの根っこの話

我が家はもやしを、主に炒め料理で使っていました。焼きそばやタンメンの上にのっける野菜炒め、ホットプレートで作る焼肉などです。最近、茹でる料理方法に気がついて、もやしと千切りにんじんやインゲンの切ったもの、ついでに椎茸やしめじなんかも一緒に茹でて柔らかくなったら、水にさらして昆布つゆをかけて、お浸し状態にして食べることが多くなりました。簡単で便利な料理です。

ある日、娘に作ってもらったところ、もやしの根っこをとって茹でて作っていました。この一手間で臭みがなくなり美味しく感じました。それからこの料理が、時間短縮の簡単料理から、ちょっと手間暇かかる料理になってしまいました。美味しいんですが、作るのには気合が必要です。

手間をかければかけるほどお美味しいのは解っているのですが。

もやしの根っこを簡単に取る便利グッズ、誰か発明して貰えませんか。

 

雪の話

子供の時に住んでいたところは、11月半ばからチラチラ雪が降り始めて、11月の終わりには根雪になります。根雪は、春まで積もったままの雪のことです。根雪になると、春迄黒い土を見ることはありません。雪が溶けるのは、4月中旬です。春休みが終わって、新学期が始まっても雪が残っている感じでした。

家の屋根に雪が積もると、家が雪で押しつぶされてしまうので、雪下ろしが必要です。屋根から降ろされた雪と元々積もった雪で、家の窓は一階部分がほぼ雪で埋まり、屋根ちかくなってようやく外が見えるくらいです。窓の外が一面雪って今思うととんでもないと思えます。なので冬は家の中がいつも暗かったです。

雪は雨と違って降る時に音がしません。しんしんと雪が降るって言いますが、本当にシーンとしています。雪が音を吸収してしまう感じでした。でも、意外と雪が降る所の方が温かく感じます。かまくらの中のいる感じだからでしょうか。

温暖化のせいか、今はそれほどは積もらなくなっているようです。